要点まとめ
- 全体の流れは「①準備 → ②受検 → ③結果通知 → ④面接指導 → ⑤集団分析・職場改善」の5段階
- 会社が個人の結果を見ることはできません(本人同意がある場合を除く)——ここを押さえると設計を間違えません
- 外部委託した場合、医師の手配と実施の事務は委託先が担います(実施規程づくり・社内周知・面接後の就業上の措置は会社の仕事として残ります)
1. 全体像(タイムライン)
[1〜2か月前] 実施体制・方法の決定、社内周知
↓
[実施期間 2〜4週間] 従業員が受検(Web/紙)
↓
[受検後] 本人へ結果通知(Web受検は回答後、画面で結果を確認できます。会社は受検率のみ把握)
↓
[申出から1か月以内(法令の目安)] 高ストレス者へ医師の面接指導 → 医師意見 → 就業上の措置
↓
[実施後] 集団分析 → 職場環境の改善
2. 各ステップでやること
① 準備(1〜2か月前)
- 実施者(医師等)・実施事務従事者を決める(外部委託なら契約だけ)
- 実施時期・調査票(標準は57項目)・高ストレスの判定基準を決める
- 衛生委員会等で審議し、社内規程と周知文を整える(当サービスはひな形を提供)
- 対象者名簿を作る(会社の作業の中心のひとつ)
② 受検(2〜4週間)
- 従業員ごとの受検URL/QRを配布。スマホで5〜10分、途中保存も可能
- 紙の調査票にも対応(封かん返送で、会社の人は中身を見ない運用)
- 受検は任意。未受検者への案内は、強制にならない文面で
- 会社が見られるのは受検率(人数・割合)のみ
③ 結果通知
- 結果は実施者(医師)から本人に直接通知(Web表示・親展郵送)
- 高ストレス該当者には、面接指導を申し出られることを案内
- 会社に個人結果は渡りません(本人が同意した場合のみ共有。面接指導の申出は、判定結果を会社に提供することへの同意として扱われます)
④ 面接指導(申出があった場合)
- 本人の申出 → 医師による面接(当サービスでは Zoom(ビデオ通話)で行い、録画はしません。予約は本人が画面で日時を選びます)
- 医師から会社へ「就業上の措置に関する意見書」
- 会社は意見を踏まえ、残業制限・業務調整などを検討・実施
- 申出を理由とする不利益取扱いは禁止
⑤ 集団分析と職場改善
- 部署など10人以上の集団ごとにストレス傾向を分析(10人未満は個人特定防止のため非表示)
- 「仕事のストレス判定図」で全国平均と比較し、負担・裁量・支援の課題を把握
- 結果を衛生委員会等で共有し、業務量や相談体制の改善につなげる
3. 外部委託した場合、会社は何をする?
当サービスに委託した場合、実施まわりの会社側の操作は次の3つです(このほか、実施規程の策定・周知と、面接後の就業上の措置は会社の仕事です)。
- 従業員名簿の登録(1人ずつ入力、またはCSVの一括取込)
- 社内周知(ひな形を用意しています)
- 面接指導の申出があったら、医師の意見書に基づいて就業上の配慮を検討
実施者も面接指導の医師も当方が手配するため、医師や保健師を探す工程がそもそも発生しません。お申込みや名簿の登録などの手続きはスマホ・パソコンで行えます(FAX不要)。
対象者の決め方はストレスチェックの対象者はどこまで?、高ストレス者が出たときの会社の対応は高ストレス者が出たら会社は何をする?、集団分析の読み方は集団分析とはで詳しく解説しています。
よくある質問
Q. 実施時期はいつがよいですか? A. 法律上は年1回であれば時期は自由です。繁忙期を避け、面接指導の期間まで含めて2〜3か月の余裕をみて設定するのがおすすめです。
Q. 受検を拒否した従業員がいたら? A. 受検は義務ではなく、拒否による不利益取扱いは禁止です。受けやすい環境(任意であることの明示、プライバシー説明)を整えたうえで、任意の案内にとどめます。
Q. 結果は何年保存しますか? A. 記録の保存は5年が基準です。当サービスでは暗号化保存と、期間経過後の削除記録まで対応しています。
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